政治学研究会へ入った。報道写真展の感想。

大学に入ったばかりのとき、学科の教授たちに叩き込まれたことは
すべて政治につながっている、ということ。この日はそれを思い出させられました。

大学4年生にして仲間に入れてもらったのは政治学研究会(通称ポリ研)。
新入生歓迎会にひとり就活用スーツでお邪魔した日のことは忘れません。
そこのメンバーと一緒に、恵比寿の東京都写真美術館世界報道写真展を見てきました。

驚き、悲しい事件を切り取った写真もありましたが、知らない世界や状況を見せてくれた写真もいくつもありました。
ここでの写真を見るときに感じたことを踏まえると、
私は人間について、いくつか前提を持っていることを再認識しました。

・人間はそれぞれ違うし、自由で、それを否定することは誰にもできない。
・人間は地球の一部で、環境を一方的に壊すことも、守ることもできない。
・自分の目の見える範囲、影響のわかる範囲で生活をすることが理想。
多様性についての考えがあるから、コンゴ共和国におけるLGBTが暴力を含んだ差別を受けていると知ればこわいな、と思うし
人間はそれ以外の生物に対して横暴だと思ってるから、観光用に閉じ込められたフェレットや、公害が進み黒い液体が流れ込んだ海の写真を見て途方にくれてみたり、

自分の服がどこで作られているかわからないけど、先進国に送られるブランド品をつくる工場(バングラデシュ、ラナプラザ)が崩壊したときの犠牲者の写真をみて真っ暗な気持ちになったりするのは小さな暮らし方への憧れがあるからだなぁ、と。

千年もの間、伝統的に自然と暮らしてきた人々の生活の存続が、そうでない人たちの生活のせいで危ういこと知れば、なんかやばいと思うのも、そのせいのようです。

だから、どうするこうする、ということは今はまだできてませんけど、とりあえずこのときは自分の感情と考え方を整理することができる機会になりました。
イラクで負傷し全身に火傷を負った後にコメディアンとして活躍している元兵士や、先天性色素欠乏症の少年たちの凛々しい姿、スポーツ選手の美しい技をとらえた写真もあり、人間ってすごいなー、とも思いました。
変だしすごいし悲しいし美しいし、もうすこし人間とか世界とかを知りたい。
粛々とそう思う1日でした。